【計画編】~アイスランド~ ロイガヴェーグル&フィムヴォルズハウルス 80kmテント泊縦走の旅(Laugavegur&Fimmvorduhals)

2023年の夏、長期休暇を利用して、念願の初海外ロングトレイルへ出掛けてきました。

アイスランド、ロイガヴェーグル(Laugavegur)&フィムヴォルズハウルス(FImmvorduhals)のテント泊縦走の様子をお届けします。

本ページでは【計画編】と題して、今回の旅程・行程の組み方について紹介します。

今回の旅程一覧

今回は会社の夏休みとお盆休みを利用して、12日間の旅程に。
そのうち、アイスランドには7日間滞在。

移動にかなりの時間が掛かったが、往復マイルを利用したこともあり、乗り継ぎのため長い行程となってしまった。

旅程一覧
日時旅程備考
DAY12023.8.8移動(成田→仁川→シンガポール)成田9:00発
アシアナ航空(NRT→ICN→SIN)
DAY22023.8.9移動(シンガポール→ロンドン)シンガポール航空(SIN→LHR)
ヒースロー7:45着
ロンドン観光
DAY32023.8.10移動(ロンドン→レイキャヴィク)アイスランド航空(LGW→KEF)
ガトウィック13:05→ケプラヴィーク15:15
アイスランド レンタカー観光①ケプラヴィーク空港で24時間レンタカー
・セリャラントスフォス(Seljalandfoss)
・スコゥガフォス前駐車場で車中泊
DAY42023.8.11アイスランド レンタカー観光②・スコゥガフォス(Skogarfoss)
・グトルフォス(Gullfoss)
・ゲイシール間欠泉(Geysir)
・シンクヴェトリル国立公園(Thingvellir)
移動(ケプラヴィーク→レイキャヴィク)・バス移動
買い出し、前日泊・トレッキング前の買い出し
・宿泊:レイキャヴィクキャンプサイト
DAY52023.8.12移動
(レイキャヴィク→ランドマンナロイガル)
・アクセス用ツアーバスを利用
ロイガヴェーグル①ランドマンナロイガル(Landmannalaugar)
→フラプティンヌスケル(Hrafntinnusker Hut)
DAY62023.8.13ロイガヴェーグル②フラプティンヌスケル(Hrafntinnusker Hut)
→エムストル/ボトナル(Emstur-Botnar Hut)
DAY72023.8.14ロイガヴェーグル③エムストル/ボトナル(Emstur-Botnar Hut)
→ソルスモルク(Thorsmork)
DAY82023.8.15フィムヴォルズハウルスソルスモルク(Thorsmork)
→スコゥガフォス(Skogarfoss)
移動(スコゥガフォス→レイキャヴィク)・路線バスを利用
・宿泊:レイキャヴィクキャンプサイト
DAY92023.8.16レイキャヴィク市内観光
移動(レイキャヴィク→ケプラヴィーク)・バス移動
DAY102023.8.17移動(ケプラヴィーク→コペンハーゲン)アイスランド航空(KEF→CPH)
ケプラヴィーク1:15→コペンハーゲン6:25
コペンハーゲン観光
マルメ(スウェーデン)観光
DAY112023.8.18移動(マルメ→コペンハーゲン)
移動(コペンハーゲン→シンガポール)コペンハーゲン11:55発
シンガポール航空(CPH→SIN)
DAY122023.8.19シンガポール観光
移動(シンガポール→ハノイ→成田)シンガポール航空(SIN→HAN)
ANA(HAN→NRT)
成田 翌6:45着

日本~アイスランドまでのアクセス

日本からアイスランドへの直行便は無いため、経由便でのアクセス。
経由する経路としては、次の大きく2つ。

・ヨーロッパ経由
・アメリカ経由

アイスランドは、北大西洋のほぼ中央付近に浮かぶヨーロッパの島国。そのため、ヨーロッパ各国のほかアメリカJFKなどからも直行便が。

とはいえやはり、便数が多くLCC等の選択肢が多いヨーロッパ経由がオススメ!
特にロンドンや北欧諸国(コペンハーゲンなど)が良さそう。

今回の組み方

今回は費用を抑えるため、ANAの特典航空券を使用!ヨーロッパ経由で。

しかし、アイスランドまで全てを特典航空券で賄うことはできず…
経由が必要となり、経由地はアイスランドまでの便数が多いロンドン、コペンハーゲンを候補に。

より航空券を安く抑えるために

昨今のウクライナ情勢や円安の影響で、燃油サーチャージだけで10万円以上…
これでは特典航空券を使う意味が……

というわけで、燃油サーチャージが掛からないシンガポール航空を駆使する行程にした。
ありがとうシンガポール航空。
できるだけシンガポール航空を長く使ってヨーロッパまで行ければ、費用が安上がりになる。

アイスランドまでの経路の条件を整理すると

【今回の経路の条件】
①ANAマイルを使用するため、スターアライアンス加盟の航空会社を使用すること。
②航空会社は、燃油サーチャージを使用するため「シンガポール航空」を可能な限り長距離で使用すること。
③ヨーロッパ側の発着はロンドン、もしくは北欧諸国(アイスランド)とすること。
④ヨーロッパ⇔アイスランドは、別途手配すること。

発券手配(日本⇔ヨーロッパ)

お盆期間ということでなかなか見つからず…(予約は2月に行っています)

しかしSkypeを使ってアメリカのデスクに問い合わせて発券する裏技があるとか。

数時間後、Skypeでやっと出てくれた!すげぇ!!
結局1時間ほどコールセンターの方とやり取りしてようやく発券。

発券手配(ヨーロッパ⇔アイスランド)

ヨーロッパからアイスランドへは、アプリ「Skyscanner」等を使用して発券した。
LCC等も選択肢にあったが、荷物を預けるとそこまで価格が変わらないため、FSCのアイスランド航空を選択。

帰りは深夜便とすることで宿泊代を削ったのもミソ(身体的負担と引き換えに)

飛行機での移動一覧

No日付便名詳細備考
lg.12023.8.8OZ107アシアナ航空
成田9:00-仁川11:30
ANAマイル
lg.2OZ751アシアナ航空
仁川16:10-シンガポール21:30
ANAマイル
lg.32023.8.9SQ306シンガポール航空
シンガポール1:10-ロンドン(ヒースロー)7:45
ANAマイル
lg.42023.8.10FI471アイスランド航空
ロンドン(ガトウィック)13:05-ケプラヴィーク15:15
lg.52023.8.17FI202アイスランド航空
ケプラヴィーク1:15-コペンハーゲン6:25
lg.62023.8.18SQ351シンガポール航空
コペンハーゲン11:55-シンガポール6:25
ANAマイル
lg.72023.8.19SQ194シンガポール航空
シンガポール15:15-ハノイ17:35
ANAマイル
lg.8NH898ANA
ハノイ23:35-成田6:45
ANAマイル

仁川

シンガポール航空でロンドンまで

アイスランド航空(ガトウィック空港)

帰路はコペンハーゲン経由

安心するANA

経由便は時間が掛かる代わりに色々な観光ができる。

バッキンガム宮殿(ロンドン)

ビッグベン(ロンドン)

ニューハウン(コペンハーゲン)

アマリエンボー宮殿(コペンハーゲン)

イ○アより美味しいミートボール(マルメ)

シンガポールチキンライスも忘れずに

トレッキングの計画

今回は、ロイガヴェーグル(Laugavegur)の55kmをメインに歩き、時間があればフィムヴォルズハウルス(FImmvorduhals)の25kmを追加で歩く予定に。

なお参考までに、歩くスピードはいつも普通の人よりは少し速めくらい。
(いつもテント泊装備でCT0.7、日帰りハイクはCT0.6前後。)

ロイガヴェーグル(Laugavegur)について

ロイガヴェーグルの基本情報
起点ランドマンナロイガル(Landmannalaugar)
終点ソルスモルク(Thorsmork)
距離55km
必要日数3泊4日(推奨)
ハット・ランドマンナロイガル(Landmannalaugar)
・フラプティンヌスケル(Hrafntinnusker)
・アルフタヴァトン(Alftavatn)
・ハヴァンギル(Hvanngil)
・エムストル/ボトナル(Emstur-Botnar)
・ソルスモルク(Thorsmork)
ハット間距離・ランドマンナロイガル~フラプティンヌスケル:12km(4~5hrs)
・フラプティンヌスケル~アルフタヴァトン:12km(4~5hrs)
・アルフタヴァトン~ハヴァンギル~エムストル/ボトナル:16km(6~7hrs)
 (*アルフタヴァトン~ハヴァンギル:3.8km)
・エムストル/ボトナル~ソルスモルク:15km(6~7hrs)
参考https://www.fi.is/en/hiking-trails/trails/laugavegur

ロイガヴェーグルは、ランドマンナロイガル~ソルスモルクを結ぶ、全長55kmのトレイル。
途中にハットは4か所あり、小屋泊/テント泊をすることが可能。

コースの特徴

アップダウン

日本と比較し、全体的にコースのアップダウンは少ない。
フラプティンヌスケル小屋は標高が高く、前後1,000m近くのアップダウンはあるが、その他は平たんな部分が多い。

渡渉

ロイガヴェーグルで1番の魅力かつ注意が必要なのが渡渉。
1日複数回を渡る日も多く、川幅が広く流れが速い場所もあるので十分対策をする必要がある。
そして、渡渉の前後は準備に時間を取られる。

複数回にわたり大きな川を渡渉する
気候

ロイガヴェーグルは非常に雨が降りやすい地域。
私は運よく3.5日は快晴に恵まれたものの、大体4日のうち2~3日は雨のことが多いらしい。
予備日等を設けて、日程に余裕を持たせた方が良い。

そして夏でも寒く、早朝は1ケタ台前半まで冷える。(一応アイスランドは寒帯:ツンドラ気候なのでね)
装備は秋の涸沢あたりを想定すればOK

行程の検討(ロイガヴェーグル)

公式サイトでは3泊4日の行程が推奨されており、
1泊目:フラプティンヌスケル小屋
2泊目:アルフタヴァトン小屋(ハヴァンギル小屋)
3泊目:エムストル/ボトナル小屋
が良いとのこと。

ただ、ヤマレコやYAMAPで事前情報を集めていた限り2泊3日で歩く人も多く、
1泊目:フラプティンヌスケル小屋
2泊目:ハヴァンギル小屋 or エムストル/ボトナル小屋
が多かった印象。

フィムヴォルズハウルス(Fimmvorduhals)について

フィムヴォルズハウルスの基本情報
起点スコゥガ(Skogar)
終点ソルスモルク(Thorsmork)
距離24km
必要日数日帰り~1泊2日
ハット・バルドヴィンススカウリ(Baldvinsskali)
・ソルスモルク(Thorsmork)
参考https://www.fi.is/en/hiking-trails/trails/fimmvorduhals

フィムヴォルズハウルスは、スコゥガフォス~ソルスモルクを結ぶ全長24kmのトレイル。
ハットは山頂付近に1箇所だけある。

コースの特徴

ロイガヴェーグルと比較してコースは急で、こちらは日本の山岳登山に近いイメージ。

また雪渓渡りが多く、雪で覆われた斜面を登る部分もあるので十分注意が必要。
標高も高く、山頂付近は天気が変わりやすいような気がする。

行程の検討(フィムヴォルズハウルス)

こちらはコースタイム9時間ほど。
日帰り縦走も十分可能ですが、24kmと距離も長いため1泊できると余裕ができそう。

縦走の計画

日程

今回のメインはあくまでロイガヴェーグル。
色々な情報を集める限り、僕の足ならロイガヴェーグルは2泊3日で十分可能と判断。

しかし天気が荒れることも多いため、予備日として1泊は欲しいところ。
基本はロイガヴェーグル3日間+フィムヴォルズハウルス1日として、天候次第でフィムヴォルズハウルスの1日を予備日に回した。
これならソルスモルクでエスケープを取り、離脱することもできる。

今回はランドマンナロイガルを起点とし、ソルスモルクを経由してスコゥガフォスまで南下するルートにした。

アクセス

往路

レイキャビク市内からは、ランドマンナロイガルとソルスモルクへそれぞれツアーバスでアクセス可能。
複数のツアー会社がアクセスバスを出しているが、今回はTREX社のバスを利用。

【TREX社 ハイランドバス】
レイキャヴィクキャンプサイト7:45 → ランドマンナロイガル11:20
運賃:ISK12,900
※要事前予約

(TREX社予約サイト)
https://trex.is/tour/landmannalaugar/

TREX社のハイランドバス
復路

ソルスモルクからは、TREX社などがレイキャヴィク行きのアクセスバスを出している。
しかし、今回は天候が良ければさらにスコゥガフォスまで行く予定のため、復路の予約はせず。

仮にエスケープが必要となった場合でも、ソルスモルクの小屋で当日乗車券の購入はできる。

また、スコゥガフォスからはTREX社がアクセスバスを出していますが、途中で6時間ほど待ち時間が発生し、現実的ではない。(何もない田舎町で何をしろと……)

今回は調べ尽くした結果、スコゥガフォスから1日数便だけ路線バスが出ていることが分かり使ってみることに。本当に走っているか現地に行くまでわからないドキドキ。もちろん、これなら予約は不要だし安い。

【路線バス(Straeto)ルート51】
Skogar 16:25 → Mjodd(レイキャビク市内) 18:45
運賃:ISK6,840
※平日ダイヤ

(Straeto ルート51時刻表)
https://straeto.is/en/route-planner/timetables/landsbyggdin/route-51

レイキャヴィク行き路線バス

キャンプ地


1泊目
【候補地】
・フラプティンヌスケル小屋
・(アルフタヴァトン小屋)

出発地:ランドマンナロイガルへの到着がお昼ごろのため、行動時間を考えると12km先のフラプティンヌスケル小屋で確定。
変人以外、ほとんどの人がここを選択すると思う。
(とはいえ夏は22時ごろまで明るいので、次まで行くことも全然できそう)

ちなみにフラプティンヌスケル小屋は標高が高く、また風が非常に強いためテントが飛ばされないように注意。石に囲まれた区画にテントを張っていく。

フラプティンヌスケル小屋

フラプティンヌスケル小屋:テントサイト

2泊目
【候補地】
・ハヴァンギル小屋
・エムストル/ボトナル小屋

ここは人によって分かれるところ。
ハヴァンギル小屋では3日目の日程が、エムストル/ボトナル小屋では2日目の日程が長くなる。
できるだけ先に余裕を持たせたかったので、エムストル/ボトナル小屋とした。
(2日目にフラプティンヌスケル小屋~ソルスモルクまで40km歩いた日本人と会ったけど、辛すぎたから絶対やめた方がいいと後悔してた笑)

エムストル/ボトナル小屋

エムストル/ボトナル小屋 テントサイト

エムストル/ボトナル小屋

3泊目
【候補地】
・ソルスモルク
・バルドヴィンススカウリ(フィムヴォルズハウルス)

ソルスモルクで滞在するか、フィムヴォルズハウルスまで進み頂上のバルドヴィンススカウリ小屋で泊まるかの選択。
今回は疲れを取るという意味も込めて、ソルスモルク泊に。
後から聞いた話では、バルドヴィンススカウリ小屋は水場が無いとのことなので個人的にはソルスモルクがオススメ。
ソルスモルク~バルドヴィンススカウリはひたすら急登が続くので、無理しない方が賢明。

ソルスモルク小屋

ソルスモルク小屋 テントサイト

1泊目:フラプティンヌスケル小屋
2泊目:エムストル小屋
3泊目:ソルスモルク
・テント1張り1泊 ISK2,500/人
※クレジットカード使用可
・ガス缶、スナック類の販売
フラプティンヌスケル小屋&ソルスモルクでは販売あり。

今回の縦走の行程

ロイガヴェーグル(Laugavegur):3日間(+予備日1日)とし、予定通り3日間で完走できたら、フィムヴォルズハウルス(Fimmvorduhals):1日間を歩く行程にした。

日付時間行程距離(ログ)
2023.8.127:45
~11:20
バス移動
(レイキャビク→ランドマンナロイガル)
12:10
~15:20
ロイガヴェーグル①ランドマンナロイガル(Landmannalaugar)
→フラプティンヌスケル(Hrafntinnusker Hut)
10.8km
フラプティンヌスケル小屋 テント泊
2023.8.138:30
~16:40
ロイガヴェーグル②フラプティンヌスケル(Hrafntinnusker Hut)
→エムストル/ボトナル(Emstur-Botnar Hut)
27.5km
エムストル/ボトナル小屋 テント泊
2023.8.146:50
~12:15
ロイガヴェーグル③エムストル/ボトナル(Emstur-Botnar Hut)
→ソルスモルク(Thorsmork)
15.7km
ソルスモルク小屋 テント泊
2023.8.155:10
~14:00
フィムヴォルズハウルスソルスモルク(Thorsmork)
→スコゥガフォス(Skogarfoss)
26.1km
16:25
~18:45
バス移動
(スコゥガフォス→レイキャヴィク)

宿泊

テントがあるなら宿泊地はレイキャヴィクキャンプサイトが圧倒的におすすめ。
ちなみにユースホステルはタダで大型荷物を預けられるらしいから、そっちの方が安上がりかも。。

ちなみに市内のビジネスホテルは1泊3万円以上が平均。無理。

Reykjavík Campsite
・テント1張り1泊 ISK3,200/人
※公式サイトからの事前予約で10%引き
・受付は隣のユースホステル
・スーツケース等の大型荷物は、1週間ISK5,500くらいで預かってもらえる。

レイキャヴィクキャンプサイト

観光

縦走の前後は、万が一を想定して前後1日以上空けたスケジュールがオススメ。
天候やその他問題が生じたときのリスク回避の面が大きい。

アイスランド到着の翌日から縦走したり、縦走終了日に帰国みたいなことは避けた方が良い。

今回は、縦走の2日前にアイスランド入りし、縦走翌日の深夜便でアイスランドを立つことに。

レンタカーを使って郊外へ!

アイスランドはロイガヴェーグル以外にも、大自然を感じられる観光地が数多くあります!
しかしアイスランドは鉄道網が無いため、移動手段はツアーバスかレンタカーのほぼ2択。

オススメは断然レンタカー!
時間的制約が圧倒的に少なく、自由に動くことができる。
(左ハンドル&右側通行なので要注意。30分で慣れるけど。)

今回はアイスランド入国日の夕方から縦走前日までの24時間、レンタカーを借りてアイスランド中を爆走。ちなみにアイスランドは郊外に出れば基本80km/hくらいは出せる。
超ハードスケジュール24時間レンタカー旅行の限界としての参考にどうぞ。多分当てにならないけど。

総距離は、553km(観光地間のみを計算)+α
ちなみに東京-神戸:521km、東京-盛岡:541kmらしい。

日時行程備考
2023.8.1015:40レイキャビク空港着陸
17:30レンタカーで出発
21:00①セリャラントスフォス(Seljalandsfoss)見学
(見学時間:1時間ほど)
空港から168km
2023.8.110:00スコゥガフォス駐車場で車中泊
5:00②スコゥガフォス(Skogarfoss)見学
(見学時間:30分)
セリャラントスフォスから30km
6:40③ブラックサンドビーチ(Reynisfjara Beach)見学
(見学時間:30分)
スコゥガフォスから35km
暴風雨のため即撤収
10:30④グトルフォス(Gullfoss)見学
(見学時間:50分)
ブラックサンドビーチから176km
12:00⑤ゲイシール間欠泉(Geysir)見学
(見学時間:50分)
グトルフォスから10km
13:40⑥シンクヴェトリル国立公園(Thingvellir)見学
(見学時間:40分)
ゲイシール間欠泉から47km
16:00レンタカー返却空港まで87km

Jeep・SUVハイブリッド。もちろん左ハンドル右側通行。

アイスランドの道路はどこまでも雄大

郊外のガソリンスタンド。N1で基本給油していた。

ガソリンスタンドはコンビニ&フードコート併設

オススメの観光地

セリャラントスフォスの滝 ※特にオススメ
 ぜひレンタカーで夕焼けの絶景を見て欲しい!現地ツアーでは日程的に無理!
スコゥガフォスの滝
 Fimmvordhalsのゴール地点。今回は2回行くことに。
ブラックサンドビーチ
 黒い砂浜や柱状節理が見れる。レイキャビクのハットルグリムス教会はここの柱状節理をモチーフにデザインされているらしい。
ゴールデンサークル
 個人的にはグトルフォス>シンクヴェトリル国立公園≧ゲイシール間欠泉の順でオススメ。
ブルーラグーン、スカイラグーン ※今回はパス
 地熱の温泉。アイスランドの代表観光地だが、値段が高い(約1万円)。
 天然温泉じゃない、1万円掛かるなら日本の方が良くないですか…?

計画のポイント

計画のポイント①:セリャラントスフォスは日没前を狙う

セリャラントスフォスといえば、滝の裏側から見学できる有数の観光地の1つ。
晴れた日の夕方は絶景の夕日スポットに!

しかし夏のアイスランドは日没が遅く(8月中旬で22時前)、バスツアーでこの絶景は見れない。
レンタカーを借りて来るしかない。
(ちなみに帰りにヒッチハイクが大量にいた。どうするつもりなんだろうか。。。)

計画のポイント②:ゴールデンサークルは余裕をもって

アイスランドといえば!といっても過言でないほど、外せない観光地。
ゴールデンサークルは、グトルフォス、ゲイシール間欠泉、シンクヴェトリル国立公園の3つの観光地を巡るルート。

しかし想像以上に時間を取られる。。。

グトルフォスは、観光客が多いのはもちろん、見所が多すぎる。
ゲイシール間欠泉は、デカく噴き出すのを根気強く待つしかない。(10分に1度は噴き出していた。)
シンクヴェトリル国立公園は、とにかく広い!多分半日いても飽きない。

個人的なオススメ順は、グトルフォス>ゲイシール間欠泉≧シンクヴェトリル国立公園。

計画のポイント③:24時間の限界

当初、時間があればヨークルスアゥルロゥン氷河まで行くことも考えていた。

しかしセリャラントスフォスとゴールデンサークルを行くとなると、24時間では無理。
(※ゴールデンサークルを諦めれば可能性はある。)

計画のポイント④:レンタカー旅行→ロイガヴェーグル

レンタカーで各地を巡るのは、ロイガヴェーグルを訪れる前の方がオススメ。

もちろん、ロイガヴェーグルの後にレンタカー旅行をした方が日程的な余裕はできるが、あまりにロイガヴェーグルが凄すぎるため、おそらくその後に各観光地を巡ったとしても、全然感動できないと思う。多分。いや絶対そうだと思う。

セリャラントスフォス

スコゥガフォス

グトルフォス

シンクヴェトリル国立公園

レイキャビク市内の観光

レイキャビク市内は非常にコンパクトなため、1日あれば十分観光できる。
今回はこちらを1日で巡ってみた。外せないところは一応巡ったつもり。
行程はご自由にどうぞ。

(観光地)
ハットルグリムス教会
 レイキャビクの中心的存在。エレベータの展望台から市内を一望できる。
アイスランドペニス博物館
 世界で唯一のあそこの博物館です。

ハットルグリムス教会

アイスランド市街(ハットルグリムス教会展望台から)

アイスランドペニス博物館

(食べ物)
アイスランド料理
 Cafe Lokiでアイスランドプレートを食べました。これ1プレートでアイスランド料理は全て凝縮されてる!
Baejarins Beztu Pylsur(ホットドッグ)
 「宇宙一美味しいホットドッグ」で有名なお店。全てのバランスが絶妙。とにかく安いのでお財布に優しい。
シナモンロール
 北欧名物。Brauo&Coのシナモンロール美味しかった。

Icelandic plate Loki(Cafe Loki)。別名:ブラック・デスと呼ばれるアイスランドの蒸留酒:Brennivinとともに

宇宙一と称されるBaejarins Beztu Pylsurのホットドッグ

Brauo&Coはシナモンロールが評判のお店