2024年のGW、長期休暇が取得できたため熊野古道へ行き、6泊7日(テント込み)で中辺路を完全踏破しました。
6日目は、那智駅から熊野三山巡りの最後となる熊野那智大社を参拝。その後、中辺路最難関と言われる大雲取越を越えて、小口の集落を目指します。
前日(5日目)、熊野川舟下りから熊野速玉大社を参拝した様子はこちらから!
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目次
行程の概要(Day6)
5日目は那智駅をスタート、そして熊野那智大社と日本三名瀑の那智の滝を拝みます。その後は中辺路最難関とも言われる大雲取越を越えて、小口自然の家を目指します。
距離は23.5kmですが、今回の行程で最大の高低差となります。およそ、日帰りアルプスくらいの高低差のイメージです。
2024年5月2日(木)
距離:23.5km
累積標高差:+1,476m / -1,423m
| 時刻 | 経由地 |
|---|---|
| 7:40 | 那智駅 |
| 9:20 10:30 | 熊野那智大社/那智の滝 |
| 14:00 14:00 | 越前峠 |
| 15:35 | 小口自然の家 |
※ 上段:到着 / 下段:出発(目安)

トレイルノート
那智駅~熊野那智大社
この日は、中辺路6日目にしてようやく快晴に恵まれました!宿の予約の関係で新宮に宿泊していたため、朝の始発電車で那智駅へ向かいます。

海が綺麗ですが、この日は中辺路最大の山越え。まずは熊野那智大社まで約300mの標高差を上っていきます。
那智駅から石畳で有名な大門坂まで、車であれば国道を歩きますが、熊野古道は旧道を通り、田園や集落、緑が美しい森を抜けていきます。しっかり整備はされていますが、想像以上の上り下りは朝イチから苦労しました。(しかも標高が低くて暑い…)




大門坂からはGWで大賑わいの観光客に混じって石畳を上り、熊野那智大社を目指します。この大門坂の杉並木と石畳は、中辺路の中でも随一の美しさ、雰囲気の良さでした。




大門坂を登り切れば、熊野三山は最後の三社目、熊野那智大社へ到着。自分の足で無事に熊野三山を巡ることができ、とても感無量な瞬間でした!




そして、そのまますぐ隣の那智の滝へ!いつ見ても本当に大迫力の日本三名瀑です。


大雲取越
熊野那智大社と那智の滝で、思いのほか1時間以上滞在してしまい先を急ぎます。
大雲取越へは、青岸渡寺の裏手から階段をひたすら登っていきます。これまでの観光地とは様変わりしてほとんど人はいません。


登りきると那智高原公園に到着。この先は大雲取越、本格的な登山道になります。ところどころ狭いところもあり、注意が必要かもしれません。時間が遅かったからか、反対から来る人も多くいました。
途中からは長いロードを進むことも。そのロード途中の地蔵茶屋跡は自動販売機が敷設された無人休憩所となっていたので、ジュースをがぶ飲みしました。その先、石倉峠から越前峠にかけては足場が悪い急登となり大変でした。




終盤の急登に苦戦しながらも、まずは中辺路最高地点の越前峠(870m)まで登りきりました。道脇には和歌の石碑が並べられており、熊野古道ならではで風情があり印象的でした。(中辺路全体でもここだけでした。)




越前峠の頂上からは、小口に向かってひたすら下ります。勾配もさることながら、ひたすら1時間半近く下り続けた記憶があります。中辺路終盤の身体には堪えますが、得意な下りは一気に駆け下りていきました。





Note
大雲取越
- 熊野那智大社から小口までの間、中辺路最高地点の越前峠(標高870m)を含め複数の高い峠を越えていく
- 中辺路最大の難所とされ、那智駅からの累積標高差は北アルプス登山にも匹敵
- 一部のロードを除き本格的な登山道、他の中辺路区間と比較して人は少なめ
- 休憩は那智高原公園や地蔵茶屋跡(自動販売機あり)などで
- コンビニなどは那智駅近くを最後に、小口付近を含めて無い、補給はしっかりと
小口自然の家
小口側まで下り切ると、下山口から小口自然の家までは数分で到着。すでにテントが数張ありました。
大雲取越と小雲取越の間の谷間にある小口は小さい集落。小口自然の家は宿泊施設ですが、テントを張ることもでき、本当にありがたいです。テント泊の場合は予約不要、当日飛び入りでOKでした。
お風呂もで汗も流せ、最終日に向けて良いリラックスができました。



Note
小口自然の家(小口自然の家フリーサイト)
- 大雲取越と小雲取越の中間にあたる小口の集落内にある
- 宿泊とテント泊両方が利用可能(宿泊は要予約、テント泊は予約なし可)
- テント泊でもお風呂が利用可
- テント泊の料金は1,600円/人~
- 区画は芝生で広く張りやすい!
- 周辺に飲食店やスーパーは無いので事前に調達を
- 詳細はこちら
まとめ
この日のまとめ
- 累積標高差はほぼアルプス登山…これまでの疲労に加えて今までと違った上りの疲労感が残った
- 熊野那智大社・那智の滝や地蔵茶屋跡など、しっかりと休憩を取りながら進めたことが良かった
- 大雲取越の最高地点:越前峠周辺の和歌の石碑は、中世貴族・皇族の熊野古道の空気感が伝わってきて、その雰囲気がモチベーションに
- 野営地の小口自然の家は、広くお風呂も使えて◎
- 小口で宿泊の際は事前に食料など補給することがオススメ
明日はいよいよ最終日!小雲取越を越えて湯の峰温泉でゴールします!
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