今回は、
沖縄本島の北端地域にある、やんばる国立公園内の大石林山へ行ったレビューをお届けします。
那覇市内、さらには名護周辺からも距離があるので、日程に余裕がないとなかなか訪れるのは難しい場所だと思います。
しかし、亜熱帯の植生を肌に感じることができる大変貴重なスポットなので、ぜひとも訪れてみることをオススメします!
実際、3泊の沖縄旅行で一番印象に残った観光スポットの1つでした。
3/27
NH1097 羽田17:10→那覇19:55
パシフィックホテル沖縄 泊
3/28
本島南部周遊・首里・名護
オキナワ マリオット リゾート & スパ 泊
3/29
美ら海・今帰仁・やんばる国立公園
AJリゾートアイランド伊計島 泊
3/30
NH1868 那覇15:10→熊本16:40
NH648 熊本17:20→羽田18:55
前回(美ら海・今帰仁)の様子はこちらからどうぞ!
美ら海・今帰仁のある本部半島より、マイナスイオンを求めて本島西岸を車で1時間ひた走ると…
大石林山のベースに到着です!
それでは本編へ行ってみましょう!
目次
大自然の大石林山へ!!
大石林山について
沖縄本島北部エリアは、ヤンバル(山原)と呼ばれる豊かな自然あふれる癒しの里となっています。そのヤンバルで、昔から聖なる地として伝えられてきた安須杜(アシムイ)の山々は、本島北端の辺戸岬から眺める険しい姿と異なり、亜熱帯の自然と触れ合う楽園となっています。沖縄のパワースポットである大石林山は、子どもからお年寄りまで歩きやすいトレッキングコースが整備されています。
トレッキングコースは大きく2つ!
(大石林山HPより)
ボトムにあるチケット売り場から中腹の小屋までバスで移動し、小屋を拠点にトレッキングを楽しみます!帰りは「やんばる森林コース」で下ってもいいですし、小屋で待っていれば迎えのバスも来てくれます!
- 距離:1,200m
- 所要時間:約60分
2億5千万年前の石灰岩層が隆起してできた世界最北端の熱帯カルスト地形を体感するコースです!切り立った岩が林立する絶景や、頂上からは海を見渡すパノラマが楽しめます!!起伏が結構激しいコースでした。
- 距離:1,000m
- 所要時間:約30分
巨大なガジュマルや6万本のソテツ群落など、亜熱帯の樹々が密生する森のコースです!爽やかな空気のなか、植物の息吹を満喫することができます!!比較的平坦で下り坂が多いコースでした。
※上地図中の青線はバリアフリーエリア(600m)
私たちはせっかくなので、小屋→奇岩・美ら海パノラマコース→やんばる森林コースと巡り、全コースを楽しむことにしました!
実際写真を撮りながら歩くので、学生の足で目安時間ちょうど(か少しオーバー)くらいでした。体力に自信のない方はかなり余裕をもって行動することをオススメします!
楽しまれる際は運動靴やトレッキングシューズなど歩きやすい格好で!
ヒールなどは本当にケガします
奇岩・美ら海パノラマコースへ!
ベースでチケットを購入し、乗り合いバスで小屋まで向かいます。同じバスにはフランス系?と思われる外国人ファミリーも 。
バス内では簡単にコースの案内がされました。
「小屋からは営業時間内なら好きに下りてきていいよ」
みたいな感じでした。
まずはパワースポットが多いという、「奇岩・美ら海パノラマコース」へ!!
コースはこんな感じ!
本当に周りは森林だけで癒されます。意外としっかり整備もされている印象です。
コース内の奇岩には名前も付けられていて楽しめます!その名前が色々と突っ込み所満載で面白かったのですがw
いくつか紹介します
「立ち神の大岩」だそう
うーん、ちょっとよく分からないけど、すごい奇岩だというのは伝わりますw
これは「悟空岩」
「悟空岩」というより、某TDLのビッグサンダーマウンテン感が強い気が…
このあとには「石林の壁」というパワースポットも!実際にパワーストーンに触れることができます!とても神秘的な力を貰えた気がしました。(あえて写真は撮りませんでした)
続いては「生まれ変わりの石」
3回くぐると生まれ変わるらしいです(笑)
特に生まれ変わった実感はなかったですが、きっと生まれ変わっているはず(前世短かったなあ笑)
生まれ変わった先にはパノラマ展望台!
奥に見えるのが沖縄本島最北端の辺戸岬ですね。
思ったより高くまで来ていて、すごい登ったんだなあと実感
ピカソ岩
うーん、凡人にはちょっとよく分からない()
森林をひたすら下ると…
「奇岩・美ら海パノラマコース」のラストを飾る烏帽子岩!
正直これはかなり見ごたえありました!
岩がこんな形になるなんて不思議ですね…
というわけで「奇岩・美ら海パノラマコース」をザっと紹介しました。一度小屋を経由して「やんばる森林コース」へ向かいます
やんばる森林コースへ!
「やんばる森林コース」は「奇岩・美ら海パノラマコース」の約半分(30分)で回ることができます!パノラマコースのような登りも少なく、平坦かつ下り坂のコースであるため、運動に自信のない方も気軽に楽しめるコースだと思います!
それでは早速紹介していきます!
コース内はジャングルそのものw
緑と距離が本当に近いです
まずは「ソテツ群落」
岩肌にソテツの群落がこれでもかというほど生い茂っています!(正直ドン引きするほどの量ですw)
ものすごい迫力でした!
そしていよいよガジュマルロードへ!!
全部で7本の巨大なガジュマルがあり、巡ることができます!
そもそもガジュマルとは…
ガジュマルは別名「多幸の木」ともされ、精霊「キジムナー」が宿ると言われています。国内では南西諸島以南の熱帯地域で見られるそう。その独特な樹形などから観葉植物としても人気があり、良い運気を引き寄せてくれるそうです!
実は以前観葉植物を買おうとしていた時に、個人的にものすごく惹かれた木で、今でも1番好きな木の1つなのです!!精霊が宿るってすごく神秘的じゃないですか…?扱いを粗末にすると精霊のバチが当たるらしく、自分には向かないなと思い、「幸福の木」を育てているわけですが(笑)
長くなりましたが…
そんな自然のガジュマルが見放題ということでテンションMAXでした!
最初に出てきたガジュマルです……でかい!!!!!
そして木の周りもどこか神秘的な空気が漂っています。(上からの光もいい感じ)
思わず圧倒されてしばらく立ち尽くすのでした……
2008年の映画「ゲゲゲの鬼太郎」で、鬼太郎が琵琶牧々という楽器の妖怪を見つけた木として、実際にロケで使われたガジュマル
ガジュマル広場にある「ひんぷんガジュマル」
円錐状の大広場を守るように立っているガジュマルです。このガジュマル広場も集団基地だったのか祭事場だったのか…多くはまだ分かっていないようです。
そしてこれが「御願ガジュマル」
大石林山最大の巨大ガジュマルで、樹冠のまわりは日本一広い神木です
発見当時、記念写真を撮ろうとしたところ、相次いで2台のカメラが故障したらしいです。大石林山を代表する神木となっていて、写真に光のリングやオーブなどが写り込むことも…ユーミンや堂本光一といったミュージシャンも撮影やロケを行っているそうです。
この空気の張りつめた、神秘的な雰囲気はもう忘れないです…!!本当に心の底から浄化された気分になります。手も合わせてお祈りもしてきました。
リングやオーブは…………
内心「カメラ壊れろ」とか思っていたのですが(笑)
次回に期待します
以上、大石林山の紹介でした!
パワースポット好きな方はもちろん、奇岩やガジュマル好きにはもってこいです!沖縄の大自然と神秘を間近に感じられるオススメスポットだと思います。
みなさんも一度、足を運んでみては…?
- 大人 1,200円
- 小人(4~14歳) 500円
- シニア(65歳以上) 900円
- 障がい者割引 大人750円・小人420円
沖縄本島最北端・辺戸岬へ!しかし…
大自然の大石林山をあとにし、車で数分の距離にある辺戸岬へ!
せっかくここまで来たなら、最北端まで行きたくなります。
早速先端まで歩いてみます
先端の周りは岩と変な植物だらけ(適当)
岬先端には……
こんな碑が立っていました。
「本島最北端」みたいな碑が欲しいんだけど!!!てっきり岬の先端に最北端の碑があると思っていたのに…まさかないのか…!?
それでも諦めません
うーん、惜しい
探すこと10数分………
いたーーーーー!!!!!
岬に向かって右側の駐車場近くにありました。そして思ったよりしょぼい……
GoogleMapで辺戸岬を調べていると、反対側の山に変な鳥の展望台が見えるとの書き込みが…たしかに見えます…
ということで
来てみました()
ヤンバルクイナをモチーフにしているそうですが…この手作り感満載なクオリティーw
生で見るとかなーーりシュールですwww
しかもお腹がポッコリ空いてる……
ちなみにお腹の展望台からの景色
辺戸岬の先端がよく見えますね。
展望台の中はかなり汚く…半野ざらし的な感じでした。階段に水たまりたくさんできてましたw
オススメはしませんが、暇な人はどうぞ
※狭い道路でかなりの急坂を登るので、辿り着くにはそれなりの覚悟が必要かも(笑)
辺戸岬
〒905-1421 沖縄県国頭郡国頭村辺戸
営業時間:24時間営業
入場無料
ヤンバルクイナ展望台
〒905-1421 沖縄県国頭郡国頭村辺戸
営業時間:24時間営業
入場無料
以上
【やんばる国立公園】沖縄半島北端へ!大石林山でガジュマルと戯れる-沖縄旅行#9
でした!
それでは、また!
fin.