沖縄南部を周遊!慰霊碑を巡る-沖縄旅行#3

今回は
沖縄本島南岸の慰霊碑群について紹介します。

沖縄本島の南岸エリアは沖縄戦で亡くなった方々を弔う慰霊碑が各地に数多く点在しています。あまりの多さに沖縄戦の壮絶な状況を感じる場所です。

旅程

3/27
NH1097 羽田17:10→那覇19:55
パシフィックホテル沖縄 泊

3/28
本島南部周遊・首里・名護
オキナワ マリオット リゾート & スパ 泊

3/29
美ら海・今帰仁・やんばる国立公園
AJリゾートアイランド伊計島 泊

3/30
NH1868 那覇15:10→熊本16:40
NH648   熊本17:20→羽田18:55

前回までの様子はこちらから

旅も始まり(?)の2日目
なかなかのハードスケジュールですが頑張っていきます

今回はそのうち沖縄本島南部を周遊した様子をお伝えしたいと思います!大きな観光スポットは少なそうな本島南部地域ですが、穴場的スポットが数多くあり、とても面白かったです。

と同時に沖縄戦の慰霊碑などが数多くあり、色々と深く考えさせられる場所でもありました。

それでは本編へ行ってみましょう!!!

f:id:oshimiler043:20190411010547p:plain

沖縄本島最南端の城へ!

前夜お世話になったパシフィックホテル沖縄をあとにします
【初】いざ那覇へ!パシフィックホテル沖縄に宿泊してみた-沖縄旅行#1

朝は7:30前に出発(食事なしプランなので朝早め)

国道331号を走り那覇市内を抜けていきます
その後さらに海岸へ向けて県道を抜けていくと細い小道が…民家にシーサー!!

しばらく走ると荒野に出ました(笑)さらに砂利道を走り続けます………
那覇市内から30分ほどでようやく本島最南端の城

具志川城跡

へ到着です!

f:id:oshimiler043:20190411012524j:plain

朝早いのか…秘境すぎるのか……私たち以外に誰もいませんw

f:id:oshimiler043:20190411170746j:plain

入口横には具志川城跡の解説が
12世紀後半から15世紀中ごろまで利用されていた城のようです

さっそく中へと入って行きます

f:id:oshimiler043:20190411171326j:plain

入口を進むとこのような広場
意外と大きな石積みのようです

f:id:oshimiler043:20190411171449j:plain

石積みはというとこんな感じ
いわゆる「野面積み」ってやつでしょうか?

f:id:oshimiler043:20190411171652j:plain

f:id:oshimiler043:20190411171715j:plain

最奥部まで進むとこんな感じ

左側には東尋坊を彷彿とさせるような険しい岩々が
右側は平坦な湿地のようなものが広がっていました

景色はまさに絶景そのものです…!!
早朝から海風を浴びるのは本当に気持ちよかったです!

f:id:oshimiler043:20190411172057j:plain

人の少なさからあまり期待はしていなかったのですが、思ったよりもしっかりとした石積みでとても満足感がありました!特に最奥部からの海は絶景だったのが印象的です 。

観光時間は10分弱程度だったと思います

INFO

具志川城跡

〒901-0354 沖縄県糸満市喜屋武1730-1

本島南端で慰霊碑巡り

平和の塔へ

具志川城跡をあとにした私たちは続いて車で数分ほどの平和の塔

f:id:oshimiler043:20190411173440j:plain

沖縄戦が終結へと近づいた頃には、那覇方面から戦線が南部へと移動していました。人々もこの地域へと追い詰められましたが、周辺の海からは米艦隊が襲撃が迫っており、人々は最後にはこの崖から飛び降りることしか出来なかった。

という沖縄戦の惨状を伝える塔となっています。

INFO

平和の塔

〒901-0354  沖縄県糸満市喜屋武

魂魄の塔とひめゆりの塔へ

その後さらに車で10分少々移動し、平和創造之森公園に行ってみました

f:id:oshimiler043:20190411174434j:plain

これは公園の一角にある魂魄の塔

この周辺は敵弾による死者が最も多かった激戦地でした。村民や地域住民により遺骨を集めて祀ったのがこの魂魄の塔です。昭和54年に国立沖縄戦没者墓苑が完成した後は、遺骨は同墓苑に分骨して安置しています。

魂魄の塔の周辺には、「紀乃国の塔」や「大和の塔」、「ひろしまの塔」といった各地出身者の戦没慰霊碑も

こんなにも各地から沖縄へと人々が出兵し、そしてこんなにも犠牲になっていたとは……正直想像がつきませんでした。

さらに近くのひめゆりの塔

ここは沖縄戦で亡くなったひめゆり学徒隊の女学生たちにささげる慰霊碑だそう。苑内にはひめゆき平和祈念資料館もあります。

朝早かったため館内には入れず…入口ではお花も売っていました。

そして苑に隣接するひめゆり会館で朝食を頂きます。館内は土産物店になっており、奥に食堂がありました。開店間もなかったため、まだ準備が出来ておらず、簡単な沖縄そばなら出せるとのこと

ありがたく頂きます

f:id:oshimiler043:20190412141803j:plain

これが初めての沖縄そば

スープが非常にあっさりしていてとても食べやすかったです!朝食からでも胃にやさしい……

朝9時頃でしたが、3月下旬の沖縄は暑いですね…ここからは春用コートを脱いで半袖シャツ1枚で

INFO

魂魄の塔

〒901-0335 沖縄県糸満市米須

INFO

ひめゆりの塔(平和記念資料館)

〒901-0344 沖縄県糸満市字伊原671-1
営業時間(資料館):9:00~17:30
TEL:098-997-2100
HP:

ひめゆりの塔公式サイト

ひめゆり会館・琉球の館

〒901-0344 沖縄県糸満市伊原734
TEL:0120-080-460
HP:

ひめゆり会館公式サイト

平和記念公園へ

この日は日程がタイトなので先を急ぎます

お次は車で5分ほどの距離にある平和記念公園

f:id:oshimiler043:20190412142425j:plain

駐車場ではまたおばちゃんがお花を売っています
「お兄ちゃんたち買って買って」攻撃

全く買う気はなかったのですが折れました…
(1本300円)

線香も頂きました(もちろん火は点けられません)まあ入場料だと思えば……

おばちゃん「あの緑の屋根の建物に置いて来てな」と

さっそく苑内に入りますが……
我々「えっ、緑の屋根ってどれだよ!?」

そう、苑内には同じような緑の屋根の建物が多すぎてどれが正しいのかさっぱり分かりません…探しても、そこはトイレや案内板……

困った我々はその場でGoogle先生に聞いてみますが分からず……

結局案内板のあるところに置いて手を合わせました

f:id:oshimiler043:20190412143416j:plain

苑内にはこのように戦没者の名前が…

このような慰霊碑が苑内に数多くありました。民間の方もこれだけ犠牲になったと考えると正直ゾッとします………

平和記念資料館も隣接してあるので、時間のある方はいかがでしょうか

INFO

平和記念公園
〒901-0333 沖縄県糸満市摩文仁444
TEL:098-997-2765
HP:

平和記念公園公式サイト

今回は少し短いですがこのあたりでキリが良いので切り上げます!!

那覇を出発して2時間ほどで今回紹介した行程を巡ることができました!沖縄戦の惨劇を後世に伝える慰霊碑群、日本人であれば色々と考えさせられる大切な場所だと思います。

皆さんも沖縄へ訪れた際は1度訪れてみてはいかがでしょうか。

以上
沖縄南部を周遊!慰霊碑を巡る-沖縄旅行#3
でした!

それでは、また!

fin.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です