2024年のGW、長期休暇が取得できたため熊野古道へ行き、6泊7日(テント込み)で中辺路を完全踏破しました。
長期縦走も中日の4日目。中辺路のハイライトとなるメインルートを歩き、熊野三山のひとつ、熊野本宮大社へいよいよ参拝します!
前日(3日目)、近露までの様子はこちらから!
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目次
行程の概要(Day4)
4日目は近露をスタート、継桜王子の後に発心門王子を通り、熊野本宮大社を参拝、そして川湯温泉までの29.9kmとなります。
中辺路、そして熊野古道の中で最も主要かつ有名なルートを一気に歩いていきます。
2024年4月30日(火)
距離:29.9km
累積標高差:+1,114m / -1,368m
| 時刻 | 経由地 |
|---|---|
| 7:00 | アイリスパークオートキャンプ場 |
| 7:50 8:05 | 継桜王子 |
| 10:55 11:10 | 三越峠 |
| 12:25 12:30 | 発心門王子 |
| 14:30 15:10 | 熊野本宮大社 |
| 16:40 | 田辺川湯キャンプ場 |
※ 上段:到着 / 下段:出発(目安)

トレイルノート
近露~継桜
いよいよ熊野本宮大社を目指す4日目がスタート!と意気込んだは良いものの、この日の朝は引き続きの雨…
小雨になった隙を狙ってテントは無事回収できました。


近露から途中の比曽原王子までは、深くて暗い森を抜けていきます。森を抜けた後は、継桜までロードの急坂が続きます。
外国人パーティーに囲まれつつ、50分ほどで継桜王子へ到着。ここは有人の休憩所も併設されていて、休憩することができました。雨がかなり土砂降りになってきたので、しばらくの雨宿り。




継桜~三越峠
今日の正念場、いや、個人的には今回の中辺路で最も辛かった区間がこちら。
序盤はアスファルトの道路が続きますが、次第に足元が悪くなっていった印象です。

この区間、台風の影響で中辺路は迂回路を通りますが、ここも前進していそうで全然距離が稼げずもどかしい…
途中の草鞋峠付近は、道幅が狭かったりと神経をかなり使いました。








Note
熊野古道迂回路
- 台風の影響でしばらくは迂回路を通行する必要あり
- アップダウンの多さは体力的にキツく、踏ん張りどころ!
- 緑が多く、特に雨上がりは木々がとても美しいパートかも
湯川王子から先は、キレイな杉並木もありつつ、三越峠手前の登りは苦労しました。
出発地の近露からは4時間、口熊野と奥熊野の境界とされる三越峠へ到着です。




Note
三越峠
- 口熊野と奥熊野の境界にあたる
- 中世には関所が置かれ、関銭を徴収していたと言われる
- 大正ごろまでは茶店があったようだが、現在は東屋が残る
- 継桜以降、少なかった貴重なトイレスポット!
三越峠~発心門王子~熊野本宮大社
引き続き小雨が降り続く中、三越峠の東屋でしばらく休憩。
三越峠の先は道が細く、細心の注意を払って峠を下ります。途中には古い集落跡もあり、興味深かったです。



峠を下りきると赤木越の分岐に到達。そして、30分ほど歩くと発心門王子までたどり着きました。
発心門王子から先は、熊野本宮の神域とされる場所。到着すると朝から降っていた雨が上がり、一瞬晴れ間が見えました。まるで熊野の神様が迎えてくれたかのようで、頑張りが報われました。




とはいっても、本宮大社までは7km。ここから先は山道も少なく、のどかな集落を歩きます。





伏拝王子脇の茶屋でコーヒーをいただきラストスパート!


このあたりは日帰りハイカーが非常に多くて道が塞がることもしばしば。ただ、歩いていて1番景色が良いのも確か、多くの人が歩くのも頷けます。


そしてついに、熊野本宮大社へ到着!裏門からの参拝になります。
田辺からここまで68.3km!よく頑張りました。







Note
熊野本宮大社
- 全国3,000社ある熊野神社の総本宮
- 紀元前33年ごろには大斎原に社殿が建てられたとされ、平安時代になると京都から熊野古道を通り上皇や女院一行が参拝に訪れるように
- 日本サッカー協会(JFA)のシンボル:八咫烏は、熊野では神の使者とされる
- 御本殿の社殿は5つあり、それぞれ順番に参拝(混雑期は本殿の外まで列が伸びるため、参拝時間は余裕を見ると◎)
熊野本宮大社~田辺川湯キャンプ場
本日の宿泊地は川湯温泉のキャンプ場。熊野本宮大社の周辺には野営地が無いため、さらに1時間ほど歩きます。(とはいえ1時間なので助かる)
熊野本宮大社から先はひたすらロード歩き。国道なので車通りも多いですが、気を付けて進みます。



キャンプ場が17時までの受付とのことで、かなり急ぎましたが何とかギリギリに到着。シャワーなどの設備はありませんが、ビールがゲットできたので◎としましょう!






Note
田辺川湯キャンプ場
- 本宮周辺で唯一の野営地、中辺路から外れて20分弱ほど歩く(本宮からは徒歩1時間ほど)
- 敷地は広いが、連休などは要注意
- 予約不要だが、17時までのチェックインが必要
- 1,200円、大変リーズナブルだった
- 川沿いにありせせらぎが気持ち良い
- チェックイン時間内なら売店が利用可能、冷えたビールやアイスは疲れた身体に最高/li>
まとめ
この日のまとめ
- 継桜の手前から三越峠まで数時間が、身体的にも精神的にも中辺路最大の試練
- 緑が深く、雨上がりは美しい
- 発心門王子までは休憩スポットが少ない、継桜や三越峠でしっかりと休憩しよう
- 発心門王子から先は歩きやすく、自動販売機などもあり
- 熊野本宮大社は見所多い、計画は余裕を持てると◎
中辺路4日目は、近露から熊野本宮大社を目指し、その先川湯温泉までの29.9kmを歩きました。
疲労も溜まってきており、また悪天候も相まって草薙峠周辺のアップダウンの連続は、体力的にも精神的にもキツかったですが、最後に熊野の神様からパワーを貰えた気がします。
明日は、念願の川下りからの那智まで進みます!
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